トランジスタ
トランジスタの役割
・デジタル回路において:スイッチ(ON/OFFは電流で行う。)
・アナログ回路において:増幅(スイッチONが前提)
トランジスタの入力/出力
・3本の電極をもつ3端子素子
①入力端子
②接地端子
③出力端子
・入力の信号波形に沿って出力の信号波形が変化する
・入力信号よりもはるかに大きな出力信号
・たいていの回路では
①入力端子…ベース(入力電流=ベース電流)
②接地端子…エミッタ
③出力端子…コレクタ(出力電流=コレクタ電流)
※エミッタ電流=ベース電流+コレクタ電流
接地回路
・エミッタ接地回路(たいていの回路)
入力電流=ベース電流
出力電流=コレクタ電流
ベース・コレクタからエミッタに流れる
ベース電流+コレクタ電流=エミッタ電流
・コレクタ接地回路
入力電流=ベース電流
出力電流=エミッタ電流
ベース・エミッタからコレクタに流れる
ベース電流+エミッタ電流=コレクタ電流
・ベース接地回路
入力電流=エミッタ電流
出力電流=コレクタ電流
エミッタ・コレクタからベースに流れる
エミッタ電流+コレクタ電流=ベース電流
いずれの使い方でもトランジスタは
コレクタ・エミッタ間に電源を接続し
電源からベースにバイアスをかけて使うわけだから
直流的にはどの使い方もエミッタ接地。