電磁気学と自由主義

個人的な電磁気学の勉強メモと、自由主義思想に関するメモ。

送電は高電圧で…の謎

送電は高圧で行う。

なぜなら送電線の抵抗で電力を消耗してしまうから。

 

よく聞く話だ。しかし皆は疑問に思わないのだろうか。

少なくとも私は理解できなかった。

 

「高圧にすればするほど結局電流もたくさん流れるのでは?」

 

電圧を高くする=電流をたくさん流す、ではないか。

しかし、あらゆる説明を確認してもその点には触れられていない。

理解していると思われる人は、「あなたは勘違いしている」としか指摘しない。

 

最近ようやく理解できた(良いサイトを見つけた)。

トランスが関わっていたのだ。

高電圧送電のキモはトランスにある。

 

低電圧・高電流は、高電圧・低電流にトランスされる。

トランスを使えば、電圧を高くすればするほど電流を小さくできる。

 

単純な起電力・導線・負荷の1周回路を想定しても絶対に理解できないのである。

 

当たり前すぎるからなのか、理解している人は誰も教えてくれない。

勉強していると、こういうズレはよくあるのだ。

 

↓「良いサイト」。

高電圧送電が有利なわけ (fnorio.com)